一人暮らしの片付け7つのステップと
きれいを保つ3つのコツとは?
一人暮らしは家の中全部が自分一人の空間。 つまり片付けたのにいつの間にか散らかることもない代わりに、出しっぱなしのモノが帰ったら片付いていたということもありません。 誰かに要不要を尋ねなくてもいいですが、全て自分で判断する必要があります。 そんな風に大変なこともありますが「片付ける」ことだけを考えたら、難易度は決して高くはありません。 片付けようと決めたら誰にお伺いを立てることもなく自分の都合で始められますし、嫌になったら勝手に止めることだってできます。 それでも「やっぱり片付けよう」と決心したあなたへ。 今回は一人暮らしの片付けのステップやいつまでもきれいを保つコツについてお伝えします。 一人暮らしの部屋の片付けでお困りごとがありましたらぜひご相談ください。 一緒に行うことでコツを掴んでいただき、次からはお一人でも迷わず片付けられますよ。 |
一人暮らしの片付け7つのステップ
一人暮らしの片付けの難易度は決して高くはないと冒頭で申し上げましたが、じゃあちゃちゃっと済ませればいい、というわけではありません。 できるだけ短時間で済ませるためには手順にも気を配ることが必要です。 一人暮らしの部屋はスペースが狭い場合が多いので、まずは片付けに必要なスペースの確保から始めます。 手順としては 1.床に置いてあるモノの仕分け 2.玄関の片付け 3.収納してあるモノを全部出す 4.要不要に仕分け 5.不用品を処分 6.収納する 7.様子を見て収納グッズの購入を検討 となります。 片付けのためのスペースが十分に確保できている場合は「2」から始めてください。 |
1.床に置いてあるモノの仕分け |
後で収納してあるモノを全部出して仕分けるためスペースが必要です。
床にモノがあったらまずはそれを要不要に仕分けてスペースを開けます。 できたら仕分けたモノを入れる箱を3つ用意しておくとスムーズです。 |
2.玄関の片付け |
本当は一番気になるところから始めたいところですが、玄関が散らかっていると出入りしづらく片付けが頓挫しかねません。
必要なモノをちょっと買いに出たり、不用品を回収ボックスに置きに行ったりと、片付けの最中に外出することもあります。 何より万が一に備えていつでも避難できるようにしておくことが、玄関を先に片付ける最大の目的です。 |
3.収納してあるモノを全部出す |
いよいよ一番気になる部屋の片付けに取りかかりましょう。 とにかく収納してあるモノを全部出します。 ここで直感的に要不要が判断できたら、その場で仕分けながら進めてください。 迷ったら3つ目の箱に入れておきます。 全部出すことでどれくらいのモノがあるのか、収納スペースはどれくらいあるのかしっかり確認でき、残すモノの量を決めることができます。 |
4.要不要に仕分け |
「3」の工程で全部仕分けできたら、ここは飛ばしてください。 おそらくそういう方は少数派だと思いますので、処分に迷っているモノ・必要と判断したモノが多過ぎて収納スペースに収まらない場合、もう一度ここで判断し直します。 収納する量はスペースに対して7割程度を目安にしてください。 片付ける目的はただ収納スペースに収まればいいということではありませんよね。 使いやすい・居心地の良い部屋にすることが目的ですので「出す」ことよりも、むしろ「しまう」方が大切です。 しまいやすい収納を目指すならスペースに対して7割ほどにとどめておきましょう。 |
5.不用品を処分 |
仕分けたら不用品を処分します。 廃棄できるモノはすぐに廃棄。 まだ新品同様でとても捨てられない、というときは、誰かに譲るかリサイクルショップに持ち込む・フリマに出品するという方法もあります。 ただし、フリマやオークションに出品する場合は、売れるまで(買い手がつくまで)手元に品物を保管する必要があるので、しばらくは片付かないかも知れません。 |
片付けのステップを手順に沿って見てきましたが、注意点もいくつかあります。 |
6.収納する |
必要と判断したモノを収納します。 ここで注意すべきことは慌てて収納グッズを購入しないこと。 片付けと同時に収納グッズを購入してしまうと、収納量が合わなかったり使いにくくて後悔したり、とあまりいいことはありません。 ひとまず「あるもの」で収納して、後日必要と思ったら ●大きさ ●形状 ●色 ●材質 など十分に検討した上で購入してください。 |
7.様子を見て収納グッズの購入を検討 |
「6」で述べた通り
1週間〜10日ほどは様子を見ましょう。
片付け当日よりは必要なグッズの大きさや形状などがイメージできるのでは? 特に一人暮らしの場合は今と違う間取りの部屋に引っ越すことも考慮して、フレキシブルな収納グッズがいいかも知れません。 部屋の中がすっきり片付くと気分がいいですよね。 誰かを招きたくなったり、部屋着をおしゃれな物に替えたり。 やる気が出なかった料理にもチャレンジしてみたくなるかも。 そんな気分でいるためにも片付いた状態をできるだけ長く維持したいもの。 それを叶えるコツを3つお伝えします。 |
せっかく片付いた部屋をいつまでもきれいに保つ3つのコツ
いつまでもきれいを保つにはちょっとしたコツがあります。 言葉を変えると「心がけ」のような。 普段の生活や買い物の習慣などを見直すことで維持できるようになります。 |
1.片付けやすい収納にする |
あるモノが必要なとき、少しくらい大変でも何とか取り出そうとしますよね。 でもしまうときは? 用は済んだ、後で片付けよう、当分使わないからその辺に置いておこう… これを防止するには「いかに元に戻しやすい収納にするか」にかかっています。 ●収納量は収納スペースに対して7割くらいにする ●使用頻度が高いモノは取り出しやすくしまいやすいところに収納する ●ラベリングをして一目で中身がわかるようにする ●高いところに収納する場合は踏み台をすぐ出せるところに置いておく ●必要に応じてキャスター付きの収納グッズを使用する など、しまうときに「めんどくさい」という気持ちにならないような工夫をすることが大切です。 |
2.買い物の量は適正か?本当に必要か? |
例えばお買い得だからと洗剤やトイレットペーパーを買いこんだり、気に入ったからと予定していなかった洋服を衝動買いしたり。 それではせっかく片付いた部屋もすぐに戻ってしまいます。 ●洗剤などのストックは収まる分だけ ●洋服は1着買ったら1着捨てる など収納スペースに見合った収納量にしておくことで、片付いた状態を維持しやすくなります。 |
3.毎日掃除する |
簡単でいいんです。 ●朝、出勤前の10分間だけワイパーで掃除する ●夜寝るまでに散らかっているモノを片付ける ●お風呂の前にトイレ掃除をさっと済ます ●歯磨きついでに洗面台を磨く ちょっとやっておくだけで帰宅後も気持ちよく過ごせますし、休日を掃除のために半日つぶさなくて済みます。 それが習慣化できたらリバウンドはほぼなくなるでしょう。 「掃除をする」っていうときに身構えてしまう方が時々いらっしゃいます。 一度で隅々まできれいにしようとすると「時間がないから掃除できない」ことになってしまいます。 完璧を目指すのではなく「毎日ちょっとずつやることで段々きれいになってきた」で十分。 まずは1日10〜15分くらい自分のために時間を使ってみませんか? |
ま と め |
今回は一人暮らしの家の片付けや、きれいを保つコツについてお伝えいたしました。 一人で仕事もして家事もして家賃も払って…というのは結構大変ですよね。 「病気になったらどうしよう」なんてふと考えることもあるかも知れません。 片付けや掃除は健康管理の一環でもあります。 部屋をきれいな状態に保つことは、衛生面でも大切ですし、ストレス解消につながることもあります。 それに体調が悪くて誰かの助けが欲しいときに「部屋が散らかっているのが恥ずかしくて誰も呼べない」なんて淋しい限りですよね。 心と身体の健康のためにも片付けてすっきりしましょう。 片付けたいけどどこから手をつけていいか分からない、という時にもぜひご相談ください。 一度、プロの手が加わることで次から片付けがぐっとラクになります。 |